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宅建は資格としての将来性はあるのか?

2019年4月5日

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宅建は資格としての将来性はあるのか?

2019年4月5日

宅建(宅地建物取引士)は人気の資格。不動産業界の就職時にはもちろんのこと、「なにか就職に役立つ資格を」と漠然と考えている人からも人気があります。

で、気になるのが資格としての将来性。

宅建は人気の資格なので、累積合格者数(有資格者数)が多く、「みんな持っているのに必要なのか?」と疑問に思う人もいるでしょう。

また、今後は需要がなくなるのでは?と不安になる人もいるかもしれません。

そこでこの記事では、宅建は資格としての将来性があるのか?ないのか?思うところを書いてみます。参考になれば幸いです。

宅建の将来性は?

宅建は、資格としての将来性はあると考えます。

不動産業界は景気に左右されますが、日本国内での土地の売買はとどまることがありません。土地の売買がなくならない限り、宅建士の需要がなくなることはありません。

また、宅地建物取引業を営む場合、従業員の5人に1人は宅建士の設置義務があることからも、需要がなくなることはないと考えます。

有資格者が多いけど大丈夫?

宅建は日本で最も有名な資格の1つであり、就職やキャリアアップにも有利。独学でも合格が狙えるので、累計合格者数が多い資格です。

試験の合格率は15%と低いものの、最盛期には42万人が受験を申し込んでいます。現在はこの勢いはありませんが、それでも受験者数は毎年18万人以上。合格率が低くても、絶対数が多ければ宅建士はたくさん存在しています。

昔から人気の資格ですので、累計合格者が多く、他の資格と比べれば希少価値はそれほど高くはないと言えるかもしれません。

それでも、宅建士には「業務独占」「設置義務」がある以上、就職先で優遇されることは間違いありません。有資格者が多かろうと、関係はありません。

将来を見越してやるべきことは?

宅建は資格の登竜門と言われ、取得後に他の資格へステップアップしていく人が多い傾向にあります。

宅建だけで満足せずに、自分の価値を高めるためにさまざまな分野の資格にチャレンジすると、自分の価値を高められ、将来役に立ちます。

目指す資格は何でも良いわけではなく、「どの分野の専門性を高めたいか」で異なります。

たとえば、マンション管理に興味があるなら「マンション管理士」や「管理業務主任者」がおすすめ。不動産登記なら「司法書士」や「土地家屋調査士」が良いでしょう。土地や建物の価値なら「不動産鑑定士」、資産管理や税金対策などなら「ファイナンシャル・プランナー」もおすすめです。

自分が将来どんな仕事をしたいのか?を見越して、その仕事のためにどの資格を取るべきか?を見極めましょう。

まとめ

宅建は、資格としての将来性はあります。今から取得を目指しても遅くはないので、ぜひチャレンジしてみてください。

また、宅建だけではなく、ほかの関連資格の取得も目指すと良いでしょう。自分が将来どんな風になりたいのか?そのためには、宅建とどの資格が必要か?考えることが大切です。

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