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色彩検定はどんな就職先に有利になるのか?活かせる仕事の例

2016年6月13日

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色彩検定はどんな就職先に有利になるのか?活かせる仕事の例

2016年6月13日

「色彩検定は、どんな業界で使えるのか」「就職で有利になるのか」「持っていて本当に役に立つのか」…色彩検定の取得を目指す人であれば、こんな不安を抱えるのでは?

せっかく頑張って色彩検定に合格しても、就職などに活かせなかったら何の意味もありませんよね。

そこでこの記事では、

についてご紹介します。

「もう取得はしたけど、どんな業界でアピールできるの?」と疑問に思っている有資格者の方も、ぜひご参考にしてください。

色彩検定って就職に有利なの?

色彩検定って就職に有利なの?

就職先にアピールできる

正直な話し、色彩検定は「取得をしなければ就職ができない」という特別な資格(検定)ではありません。たとえば、医師として仕事をするなら医師免許が必要ですが、カラーコーディネーターと名乗るために色彩検定は必要ありません。

ただ、色彩検定で学ぶ科学的な色の知識は、仕事を進めるうえで顧客への説得力を増し、納得させる力を持っています。

この知識を公的に示せるのは、色彩検定やカラーコーディネーターといった資格だけです。逆に、色彩検定を持っていない人が、「私は色に詳しいよ」と就職先にアピールしても、イマイチ信用に欠けますよね。

就職先は幅広い

色彩は日常にあふれており、その専門家である色彩検定の合格者には、幅広い就職先が用意されています。

試しに、ちょっと周りを見渡してみてください。

電車で移動中なら、広告が目に付きますよね。街中には、ディスプレイされている商品が見えませんか?家にいる人であれば、さまざまなインテリアが目につくはず。

これらの配色には、すべて色の専門家が関わっています。

「色彩」と聞くとアーティスティックなイメージもありますが、実はさまざまなシーンで活用されているため、その専門家が必要とされているのです。色彩検定の就職先は、実に幅広いことが伺えますね。

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色彩検定の就職先の例

では、具体的にどんな就職先があるのか?色彩検定を持っていると有利になる就職先の例をご紹介します。

ファッション・美容

  • ファッションデザイナー
  • ファッションコーディネーター
  • テキスタイルデザイナー
  • メイクアップアーティスト
  • ネイリスト
  • ヘアスタイリスト

色彩検定の就職先の代表例が、ファッション・美容の分野です。

色彩検定の知識を仕事に取り入れてからは、お客様の求める色を混色で正確に作ることが出来て、お肌の色もひとつの色彩として捕らえることにより、爪先をコーディネートできるようになりました。(ネイリスト経営者)

色彩検定に合格してからは、普段のファッションやインテリアをコーディネートする時でも、合う色と合わない色を感覚ではなく理論で判断できるようになったと思います。

出典:色彩検定協会 合格者の声

色彩検定を取得すれば、お客様にピッタリな服のコーディネート、メイクができるようになるため、就職先としてファッション・美容の分野が考えられます。

住まい

  • 建築士
  • インテリアコーディネーター
  • インテリアデザイナー
  • 照明デザイナー

インテリアにおいては、色彩で居心地の良さを重視した空間を提案をすることが求められます。

色の専門家は、インテリアコーディネーターといったクリエイティブな仕事から、建築士などの男性があこがれる職場でも求められます。

例えば、建物の調査を行う際、壁や柱の色をマンセル化してイラストレーターのソフトに入力することがあります。そんな時、明度や彩度の知識、そして色調の感覚などを活かすことができました。

出典:色彩検定協会 合格者の声

広告・商品開発

  • 工業デザイナー
  • グラフィックデザイナー
  • Webデザイナー

色が製品に与える影響力は計り知れません。広告の世界でも色彩検定の知識が強く求められています。

現在、化粧品メーカーでメーキャップ製品の開発に携わっています。
メーキャップ製品の仕上がりは「色」と「質感」で決まると言っても過言ではありません。

出典:色彩検定協会 合格者の声

広告や企業の商品開発部などに就職すれば、商品のイメージや売上アップを狙い、消費者の目を引く色を提案する人材として活躍できるでしょう。

商品のコンセプトや流行、価値観、独創性などを色として表現する、非常にクリエイティブな仕事です。

セラピスト

  • カラーセラピスト
  • アートセラピスト
  • 福祉・医療関係

色彩の専門家が活躍できる分野は、ファッション・住まいなどのクリエイティブな分野だけではありません。医療や教育機関といった幅広い就職先も考えられます。

たとえばカラーセラピスト。色彩の持つ心理的な働きを利用して、人を癒やすことを目的として仕事をします。相談内容は結婚や恋愛、対人関係や家族、精神的な問題やうつ病などが挙げられます。

その他

  • テーブルコーディネーター
  • フードコーディネーター
  • ラッピングコーディネーター
  • ブライダルコーディネーター
  • 教育関係

色彩検定は、就職のときだけではなく、仕事中やプライベートでも役に立ちます。

たとえば、会社でプレゼン資料を作成するとき。色彩検定で学んだ色の知識を活かせば、見やすく効果的な配色で説得力のある資料に生まれ変わります。プライベートでは、服のコーディネートやインテリア選びで活躍できます。

「とりあえず何か役に立つ資格が欲しい」と考えているなら、間違いなく取得をして損はありません。

まだ具体的な進路が見えていなくても、勉強しているうちに興味のある分野が出てきて、自分の進路が見つかるかもしれませんよ。

色彩検定はセンスが必要?

「色に関わる仕事に就職したいけど、センスに自信がない」こう不安になっていませんか?

たしかに、「配色」「カラーコーディネート」と聞くと、その人が持つ特別な感性が必要に思われるかもしれません。

しかし、センスは誰でも鍛えることができます。色彩検定で配色の基礎を学び、日ごろから美しいモノを観察すれば、あなたの感性はグングン伸びます。

まとめ

色彩検定を取得すると、色の持つ特性を理解し、シーンにあわせた色の組み合わせを的確に提案できるスペシャリストとして活躍できます。

就職先は、ファッションや住まい、広告業などの幅広い分野が考えられます。資格を持っておくだけで、顧客への説得力や信頼がグッと増しますよ。日常生活でも、ファッションのコーディネートや食卓の彩り、インテリアの配色などにも役立ちます。

ただし、就職でアピールができるのは、色彩検定2級から。3級では就職のアピールとしては弱いです。2級と言っても、合格率は60%以上と取りやすく、10~20代の学生に人気があります。

あなたも、色彩検定の取得を目指してみませんか?

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