独学で宅建(宅地建物取引士)の資格試験に臨むメリット・デメリットをまとめました。独学で宅建の勉強をしようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
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独学ってどんな勉強法?
「独学」とは、参考書や過去問などのテキストを買い、自宅や公共の自習室などで勉強する方法を言います。先生や講師など、指導する人は付きません。
宅建の合格率は15~17%と厳しく思われますが、書店に行けば参考書や問題集が充実しているため、独学でも十分に合格が狙えます。
独学で宅建の勉強をするメリット
- マイペースに勉強できる
- お金がかからない
マイペースに勉強できる
独学のメリットは、マイペースに勉強を進められること。スクールや通信講座にあるような「カリキュラム」がないので、好きな時間に、好きな分野から勉強ができます。
時間や場所の制約を受けることに抵抗がある人には、独学が向いているでしょう。
お金がかからない
独学で勉強する費用は、基本的にテキスト代くらいなので、スクールに通ったり通信講座で学ぶよりもお金が掛かりません。
「できるだけ節約したい」と考えている人には、独学が向いているでしょう。
独学で宅建の勉強をするデメリット
- 挫折しやすい
- 効率が悪い
挫折しやすい
独学の最大のデメリットは、挫折しやすい点にあります。自分を引っ張ってくれる先生が存在せず、一緒に勉強する仲間もいないので、孤独と戦う日々が続きます。
宅建の合格に必要な勉強時間は平均で300時間と比較的長いため、途中で挫折する人も少なくありません。
今までにも何か資格を取得しようと独学ではじめてみたけど、途中で投げ出した経験のある人は、独学は向きません。
効率が悪い
独学では、分からないところもすべて自分で解決しなければなりません。そのため、理解するのに時間がかかり、効率は悪いです。
宅建の受験日(毎年10月の第3日曜日)までにあまり時間がない方は、効率の悪い方法で勉強していると、間に合わないかもしれません。
まとめ
独学のメリットは、お金を掛けずに、マイペースに勉強ができること。デメリットは、勉強方法としては効率が悪く、挫折しやすい傾向にあること。
受験日までの期間が少なく、また、勉強時間をなかなか確保できない方は、独学だと厳しいかもしれません。時間に余裕のある方は、独学でも合格が望めます。
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