宅建士(宅地建物取引士)の勉強方法として
- 独学
- スクール
- 通信講座
の3つが挙げられます。
では、どの勉強方法で資格試験に臨むのが良いのか?それぞれの勉強方法のメリット・デメリットを比較しました。
これから宅建の勉強をはじめよう考えている方は、ぜひ参考にしてください。
独学で宅建の勉強をする
まずは、独学で勉強をするメリット・デメリットをご紹介します。
独学のメリット
- マイペースに勉強できる
- お金がかからない
マイペースに勉強できる
独学のメリットは、マイペースに勉強を進められること。スクールや通信講座にあるような「カリキュラム」がないので、好きな時間に、好きな分野から勉強ができます。
お金がかからない
独学で勉強する費用は、基本的にテキスト代くらいなので、スクールに通ったり通信講座で学ぶよりもお金が掛かりません。
独学のデメリット
- 挫折しやすい
- 効率が悪い
挫折しやすい
独学の最大のデメリットは、挫折しやすい点にあります。自分を引っ張ってくれる先生が存在せず、一緒に勉強する仲間もいないので、孤独と戦う日々が続きます。
宅建の合格に必要な勉強時間は平均で300時間と比較的長いため、途中で挫折する人も少なくありません。
効率が悪い
独学では、分からないところもすべて自分で解決しなければなりません。そのため、理解するのに時間がかかり、効率は悪いです。
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スクールで宅建の勉強をする
次に、スクールで勉強するメリット・デメリットをご紹介します。
スクールのメリット
- 勉強時間のムダがない
- モチベーションを維持できる
勉強時間のムダがない
スクールのメリットは、勉強に無駄がないこと。合格のために必要な知識のみ学ぶことができます。分からないことも講師に聞けばすぐに、分かりやすく解説してくれます。
モチベーションを維持できる
スクールに通うと、一緒に勉強する仲間ができます。講師も合格まで励ましてくれるので、さいごまでモチベーションが下がりにくくなります。
スクールのデメリット
- 時間の融通が利かない
- お金が掛かる
- 通学が大変
時間の融通が利かない
スクールはカリキュラムを決めているため、時間の融通が効きません。休むと授業内容についていけないこともあります。
お金が掛かる
スクールにもよりますが、だいたい10万円以上はします。独学の方が安く済みます。通信講座であれば半額の5万円前後で勉強ができます。
通学が大変
スクールの場所にもよりますが、受験日まで定期的に通学するのは意外と大変です。通学時間が長いと、負担になってしまいます。
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スクールに通って宅建の勉強をするメリット・デメリット
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通信講座で宅建の勉強する
さいごに、通信講座で勉強するメリット・デメリットをご紹介します。
通信講座のメリット
- 比較的マイペースに勉強できる
- モチベーションを維持しやすい
- 添削してもらえる
比較的マイペースに勉強できる
通信講座のメリットは、カリキュラムはあるものの、勉強をする時間と場所を選ばず、比較的マイペースに取り組めます。
モチベーションを維持しやすい
通信講座は定期的に添削してもらう必要があるので、モチベーションを維持しやすいメリットがあります。添削時にアドバイスを書いてくれたりするので、それが励みになることも。
添削してもらえる
宅建の勉強をしていると専門知識が多く戸惑いますが、分からないことがあれば添削して教えてもらえます。
通信講座のデメリット
- 疑問解決まで時間がかかる
- 挫折の可能性もなくはない
疑問解決まで時間がかかる
通信講座のデメリットは、気になることや疑問点がすぐに解決できないことです。リアルタイムで講師に質問ができないので、勉強時間のムダが出ます。
挫折の可能性もなくはない
通信講座は、独学のように比較的マイペースに勉強ができ、スクールのようにモチベーションを保ったまま勉強ができます。
ですが、基本的には1人で勉強するので、挫折する可能性は0ではありません。勉強時間が取れなくなるとカリキュラムが進まず、途中で投げ出してしまう可能性もあります。
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通信講座(通信教育)で宅建の勉強をするメリット・デメリット
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まとめ
宅建の勉強方法には「独学」「スクール」「通信講座」があり、それぞれメリット・デメリットがあります。
一概にどの勉強方法が良いとは言い切れないので、ご自身のライフスタイルを振り返り、もっとも合う勉強法を選択しましょう。
ちなみに私は、独学で勉強して、1年目は途中で挫折してあきらめてしまいました。2年目も独学で勉強し直し、なんとか合格できました。
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