色彩のプロとして、アパレルやインテリアをはじめとした幅広い業界で求められるカラーコーディネーター。仕事やスキルアップとして合格を目指す人が多いです。
カラーコーディネーターには1~3級の3階級あり、階級が高くなる(1級に近づくほど)ほど、難易度も高くなります。
では、試験はどれくらい難しいのでしょうか?この記事に解説します。
カラーコーディネーター3級の難易度
カラーコーディネーター3級の難易度は非常に低いです。
出題範囲を見ても分かる通り(以下)、試験内容は初学者向けの入門レベルですので、問われる論点も基礎的な内容ばかりです。
- 色の性質
- 色と心理
- 色を表し、伝える方法
- 配色と色彩調和
- 光から生まれる色
- 色が見える仕組み
- 色の測定
- 混色と色再現
- 色と文化
3級であれば、業界未経験者が独学でも合格できるレベルの難易度です。合格率も60%前後なので、難易度が高くないことが分かります。
テキスト1冊をよく読んでおけば、合格ラインに達することができます。
カラーコーディネーター2級の難易度
カラーコーディネーター2級以上は難易度が一気に上がります。
カラーコーディネーター3級と2級の出題範囲(以下)を見比べても分かる通り、試験内容がより専門性の高いものとなり、勉強する範囲も広くなっています。
- カラーコーディネーションの意義
- 色彩の歴史的展望と現状
- 生活者の視点からの色彩
- 生産者の視点からの色彩
- カラーコーディネーターの視点
2級の合格率を見ても、40%前後と低くなっているので決して簡単な試験ではないことが伺えます。
まとめ
カラーコーディネーター検定の試験は、理論重視の問題が中心です。問題用紙にカラーチャートが付属して配られますが、チャートを使って解くような問題はほとんどありません。
テキストの内容に沿って出題されるので、テキストを中心によく勉強しておきましょう。
勉強時間としては、3級は1カ月前から、2級は3カ月前からはじめてください。
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