【解説】色彩検定ってどんな資格?勉強時間や難易度は?
「色彩検定」とは?
色彩検定とは色に関する幅広い知識や技能を問う検定試験です。
仕事のスキルアップはもちろん、暮らしを豊かにする知識や法則がたくさん詰まっています。
色彩検定は、色のプロフェッショナルです。生活と密に関わる色について専門的に学び、その知識を生活や仕事に活かすことが目的です。
色彩検定の難易度と合格率
3級の難易度と合格率
色彩検定3級の試験内容は初学者向けの入門レベルですので、問われる論点も基礎的な内容ばかりです。合格率は通年75%前後と高く、難易度としては低いことが分かります。
2級の難易度と合格率
色彩検定2級の試験内容は、3級で学ぶ色の基礎に加え、さらに高度な配色技法について学びます。当然、3級よりも難易度としては高くなりますが、合格率は通年65%前後と高く、それほど難しくないことが伺えます。
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色彩検定の難易度と合格率は?独学での合格は難しい?
色彩検定3級と2級の難易度と合格率についてご紹介します。
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色彩検定の勉強時間
3級の勉強時間
色彩検定3級に合格するための勉強時間は、目安として15時間程度です。1週間しっかり勉強すれば合格できますが、テキスト選びなどの準備もあるので、1カ月前からはじめると安心です。
2級の勉強時間
色彩検定2級に合格するための勉強時間は、目安として50時間程度です。ただ、2級は3級の知識も必要なので、3級の内容も勉強する場合は65時間程度は必要です。学習期間としては2カ月もあれば十分でしょう。
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色彩検定に独学で合格するための勉強時間と計画の立て方
色彩検定3級・2級に合格するため必要な勉強時間の目安をご紹介します。
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色彩検定のテキスト
3級のおすすめのテキスト
色彩検定をはじめて勉強する人におすすめのテキストが「1週間でスピード合格!!色彩検定3級テキスト&問題集」。
タイトルにある通り、たった7日で色彩検定に合格するために必要な知識が身に付きます。見やすく分かりやすく構成されているので、楽しく勉強ができました。
2級のおすすめテキスト
色彩検定3級の勉強に公式テキストを買う必要はありませんが、2級を受けるなら必須。試験の大半は公式テキストから出題され、市販の教材だけでは解けないような問題が出題されることもあります。
また、ワードの穴埋め問題では、公式テキストの文言がそのまま出題されます。試験では図や写真も公式テキスト準拠のものが使われているので、この1冊を買って勉強すれば間違いありません。
このテキストで勉強した後は、過去問を解きましょう。
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独学で受験するなら必見!色彩検定の試験勉強に役立ったおすすめテキスト
色彩検定3級・2級に合格するためのおすすめのテキスト(参考書と過去問)をそれぞれご紹介します。テキスト選びのポイントもご紹介するので、色彩検定を独学で受験する方はぜひ参考にしてください。
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テキストの活用術
色彩検定を勉強するときは、
- ノートを使わない
- テキストだけに集中する
- 覚えたところに線を引く
の3つがポイント。
勉強するときによくノートを使うと思いますが、ノートを作ると、「ノートにきれいにまとめること」が仕事になってしまい、勉強に集中できません。
ノートにいろいろ書くのではなく、テキストに直接書き込みましょう。この方が、勉強効率がよくなります。
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勉強効率アップ!色彩検定のテキストの活用術
色彩検定2級や色彩検定3級を独学で受験する人に向けて、テキストの活用術をご紹介します。試験に合格するためには、効率の良い勉強でより多くの知識を取り入れる必要があります。この記事でご紹介する方法を実践して、色彩検定の試験に臨んでください。
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色彩検定の就職先
色彩検定を取得することで有利になる就職先は、
- ファッションデザイナー
- ファッションコーディネーター
- テキスタイルデザイナー
- メイクアップアーティスト
- ネイリスト
- ヘアスタイリスト
- 建築士
- インテリアコーディネーター
- インテリアデザイナー
- 照明デザイナー
- 工業デザイナー
- グラフィックデザイナー
- Webデザイナー
- カラーセラピスト
- アートセラピスト
- 福祉・医療関係
などが挙げられます。
就職先にアピールできるのは、色彩検定2級以上です。3級だけ持っていてもあまり役にな立たないので、2級以上にチャレンジしましょう。
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色彩検定はどんな就職先に有利になるのか?活かせる仕事の例
色彩検定は、色の持つ特性を理解し、シーンにあわせた色の組み合わせを的確に提案できるスペシャリストを目指す検定です。就職先は、ファッションや住まい、広告業などの幅広い分野が考えられます。
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色彩検定の履歴書の書き方
履歴書に記載するときは、「文部科学省後援 色彩検定〇級」と記載します。取得年月日は、合格証書に記載の日付を記載しましょう。
また、色彩検定で就職先にアピールできるのは2級以上ですが、3級でも書いておいてください。せっかく頑張って取得したのですから、書いておいた方が好印象です。
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【履歴書】色彩検定の正式名称は?3級でも書くべきなのか?
履歴書や名刺に書くとき、色彩検定はどのように記載すべきなのか?色彩検定の正式名称をご紹介します。また、合格率が高く難易度としては低い「色彩検定3級」は、履歴書に書くレベルのものなのか?についても解説します。
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