書店に行くと、さまざまな出版社から宅建(宅地建物取引士)のテキストが並んでいます。
宅建は日本を代表する人気の資格。他の資格と比べてもテキストが充実しています。書店によっては宅建の専用のコーナーを設けていることも。
テキストが充実しているのはうれしいですが、一方で「どれを購入すれば良いか分からない」と迷う方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、宅建を独学で勉強して合格を目指す人に向けて、おすすめのテキストを厳選紹介します。テキスト選びのご参考になれば幸いです。
テキストの画像タップでAmazonで詳細確認できます。「試し読み」ができるものもあるので、中身やレビューも確認して自分にあったテキストを選びましょう。
宅建の勉強におすすめの漫画
宅建についての知識0から勉強はじめる方には、読みやすい漫画がおすすめ。
宅建は幅広い専門知識が必要で、参考書から勉強を始めると途中で挫折する可能性があるためです。まずは、漫画で宅建の全体像を把握しましょう。
2020年版 ユーキャンの宅建士 まんが入門
タイトル | 2020年版 ユーキャンの宅建士 まんが入門 |
出版社 | U-CAN |
出版日 | 2019/10/18 |
ページ数 | 272ページ |
サイズ | 20.8 x 15 x 1.2 cm |
通信講座で有名な「ユーキャン」から出版されている漫画。宅建士の資格取得を目指す不動産勤務の主人公を舞台に、ユーモアたっぷりのストーリーが展開されます。
普通に漫画として読んだあとに、きちんと文章で説明があるので、内容理解も早いです。宅建の勉強の入門書としておすすめ。
2020年版 マンガ宅建塾 (らくらく宅建塾シリーズ)
タイトル | 2020年版 マンガ宅建塾 (らくらく宅建塾シリーズ) |
出版社 | 宅建学院 |
出版日 | 2019/12/3 |
ページ数 | 258ページ |
サイズ | 14.8 x 1.6 x 21 cm |
大ベストセラー「らくらく宅建塾シリーズ」の漫画。昔の同シリーズの絵はクセが強かったのですが、最近は親しみやすい絵に変わっています。
ページの半分がマンガで、説明不足を補うための解説があとの半分で出てきます。本当にザックリとした説明なので分かりやすいですが、知識としては不十分です。読み終えたら、同シリーズの「らくらく宅建塾」に移行しましょう。
先ほど紹介したユーキャンの漫画とはイラストのタッチや本の構成が異なるので、好みで選んで構いません。とにかく、入門書である漫画は、自分が楽しく読めると感じるものを選びましょう。
宅建の勉強におすすめの参考書
宅建の漫画を読み終えたら、参考書でしっかり基礎知識を身に付けます。
参考書にもいろいろありますが、重要なのは自分に合っているか?ということ。イラストやテキストの構造などをよく見比べ、どの参考書なら勉強がしやすそうか?判断してください。
みんなが欲しかった! 宅建士の教科書 [スマホ学習対応(例題付)] 2020年度 (みんなが欲しかった! シリーズ)
タイトル | みんなが欲しかった! 宅建士の教科書 [スマホ学習対応(例題付)] 2020年度 (みんなが欲しかった! シリーズ) |
出版社 | TAC出版 |
出版日 | 2019/10/26 |
ページ数 | 646ページ |
サイズ | 21 x 14.8 x 2.5 cm |
イラストや写真、図解が豊富で、すべてフルカラーで見やすく、分かりやすい参考書。ほかの参考書や白黒などの単色で、途中でやる気を失ってしまいますが、フルカラーで楽しく学べるのでおすすめ。
また、分野別にテキストを切り離せて持ち運びも可能。さらにスマホとの連携学習ができるため、外出先で手軽に勉強ができます。
とにかく、分かりやすく、使いやすい参考書です。
スッキリわかる宅建士 中村式戦略テキスト 2020年度 (スッキリわかるシリーズ)
タイトル | スッキリわかる宅建士 中村式戦略テキスト 2020年度 (スッキリわかるシリーズ) |
出版社 | TAC出版 |
出版日 | 2019/12/5 |
ページ数 | 708ページ |
サイズ | 21 x 14.8 x 2.5 cm |
イラストやキャラクターを多用して、分かりやすく楽しく解説しています。試験の合格に必要な知識だけに絞り込んでいるので、合格に最低限必要な知識だけに的を絞って勉強ができます。分野ごとに4冊に取り外すことができるため、持ち運びにも便利。
ちなみに、2019年度版まではテキストと問題集がセットになっていましたが、2020年版からはテキストと問題集は別売りになりました。
わかって合格(うか)る宅建士 基本テキスト 2020年度 (わかって合格る宅建士シリーズ)
タイトル | わかって合格(うか)る宅建士 基本テキスト 2020年度 (わかって合格る宅建士シリーズ) |
出版社 | TAC出版 |
出版日 | 2019/12/26 |
ページ数 | 744ページ |
サイズ | 21 x 14.8 x 2.5 cm |
資格スクールとして有名な「TAC」の講師が、「知識0」から合格レベルに導いてくれる参考書。フルカラーで分かりやすく解説されています。テキストのボリュームは多めですが、その分、しっかりと勉強ができます。
宅建の勉強におすすめの過去問
2020年版 ユーキャンの宅建士 過去12年問題集 (ユーキャンの資格試験シリーズ)
タイトル | 2020年版 ユーキャンの宅建士 過去12年問題集 (ユーキャンの資格試験シリーズ) |
出版社 | U-CAN |
出版日 | 2020/1/24 |
ページ数 | 856ページ |
サイズ | 20.9 x 15.2 x 4.2 cm |
参考書を熟読して、ある程度の知識が備わった人は過去問を解きましょう。知識の整理ができ、過去の傾向や自分の苦手な分野が見えてきます。過去問は参考書のように何冊も買う必要はなく、1冊あれば十分。
宅建の過去問でおすすめなのは「ユーキャンの宅建士 過去12年問題集」。タイトルにある通り、12年分の宅建士の過去問にチャレンジできます。また、何が正しくて何が間違っているのか?についてもきちんと分かりやすく解説されているのでおすすめです。
宅建の勉強におすすめの予想問題集
2020年版 出る順宅建士 当たる! 直前予想模試【模試4回分/法改正対応】 (出る順宅建士シリーズ)
タイトル | 2020年版 出る順宅建士 当たる! 直前予想模試【模試4回分/法改正対応】 (出る順宅建士シリーズ) |
出版社 | 東京リーガルマインド |
出版日 | 2020/6/8 |
ページ数 | 370ページ |
サイズ | 18.2 x 1.7 x 25.7 cm |
宅建の過去問を繰り返し解き終わり、時間に余裕があれば予想問題集に取り掛かりましょう。過去問では分からなかった、新しい問題の傾向が見えてきます。
予想問題集としておすすめなのが、資格取得支援予備校などを運営する「東京リーガルマインド」の「出る順宅建士 直前大予想模試」です。
予想問題集は少し難しめに作られているので、解けなくても不安になる必要はありません。
まとめ
宅建士のおすすめテキストをご紹介しました。ご紹介したテキスト以外にも、書店にはまだまだ参考書や問題集があります。とにかく、自分にあったテキストを選ぶことが重要なので、実際に手に取り、内容を見たりして、「この本なら勉強できそうだ」と思う1冊を見つけてくださいね。
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