行方不明になったペットを探す専門家である「ペット探偵」。テレビで迷子になったネコやイヌを探す探偵の姿を見て興味を持った人も多いでしょう。
では、ペット探偵という職業に就いたり、独立するためには資格が必要なのか?どうすればなれるのか?この記事で解説します。
「ペット探偵」とは?
ペット探偵とは、散歩中の脱走や玄関のドアからの飛び出しにより行方不明になったペットを探す仕事です。
以前は、「便利屋」「何でも屋」と言った人たちが仕事の一環として請け負っていましたが、最近のペットブームにより、ペットを探す専門家が増えてきました。
ペット探偵が探す動物は、主にネコやイヌ。独立した場合の収入の目安は、3日ほど捜索して6~7万円ほど。
ペット探偵になるには?
資格の必要性
ペット探偵になるための必要資格はありません。未経験からでもすぐにはじめることができます。
ただし、実績がないと依頼も入ってこないので、発見率を高めるための知識の習得は必須です。
就職先
ペット探偵になるには、
- ペット探偵業者に就職する
- フリーランスで請け負う
- 独立して開業する
のいずれかが考えられます。
実績やノウハウを身に付けるには、ペット探偵業者に就職するのが良いでしょう。そこからフリーランスや独立開業などの道が開けます。
求められるスキル
ペット探偵になるには
- 動物の行動学
- 動物の生態学
- 情報収集能力
- 粘り強さ
などのスキルが必要です。
動物の生態を熟知していなければ迷子になったペットを探し出すことはできないので、行動学や生態学の知識は必須。
また、周辺住民への聞き込みなど地道な作業が必要となるので、情報収集能力と粘り強さも必要です。
ペット探偵に役立つ資格
ペット関連の資格はいくつかありますが、ペット探偵に直接役立ちそうな資格はありません。
ペット探偵は、「資格の数」よりも「実績の数」が物を言います。たとえば、「資格は5つ持っているけど実績0」のペット探偵と、「資格は0だけど発見率(実績)は70%」のペット探偵だったら、後者が選ばれると思います。
よって、ペット関連の資格勉強をするよりも、実績を積むのに役立つ知識を習得した方が良いでしょう。
まとめ
ペット探偵は、行方不明になったペットを捜索する専門家を言います。
ペット探偵になるには、特別な資格は必要ありません。誰でもすぐになれます。
ただし、実績がないと仕事も入ってこないので、現実は厳しい世界です。動物学に精通した、実績のある人が活躍できるでしょう。
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