カラーコーディネーターのテキスト選びのポイントは、
- ビジュアルの多いテキストを選ぶ
- スタンダードクラスのテキストから勉強をはじめる
- 仕上げに過去問で内容整理
の3つ。具体的に見ていきましょう。
テキスト選びのポイント3つ
ビジュアルの多いテキストを選ぶ
カラーコーディネーターのテキストを選ぶときに最も重要なのが、図・表やイラストなどのビジュアルの量。ビジュアルが少ないと単調で勉強に飽きてしまうし、難易度のアドバンスクラスでは挫折します。
図やイラストが多用されているテキストは、理解がしやすく記憶に残りやすいメリットもあります。イラストと関連付けて覚えられるので、何かを思い出すときに「あの図はこれを意味していたな」と言った具合に役立ちます。
特に、幅広い知識が問われるカラーコーディネーターアドバンスクラスの試験で、膨大な量を記憶するときに便利です。
スタンダードクラスのテキストから勉強をはじめる
「私はアドバンスだけ受けるから、スタンダードのテキストは買わない」という考え方は間違い。
カラーコーディネーターアドバンスクラスのテキストには、大事な基礎の詳しい説明が抜けているのです。業界未経験者で基礎知識に自信がない人や、はじめて受験する場合はスタンダードクラスのテキストで一から勉強しましょう。
すでにスタンダードクラスの資格を持っていれば不要ですが、取得をしてから時間がたっている人も基礎を見直しましょう。アドバンスクラスで分からなくなったときの参考書としても活用できます。
また、2020年から3級・2級・1級の階級は廃止され、新しく「スタンダードクラス」「アドバンスクラス」となったことで、3級のテキストは使えるか?3級の知識は使えるか?といった疑問もでてくるでしょう。
公式テキストを見る限り、3級とスタンダードは出題範囲やレベルも似ていると感じました。ただし、省略している分野、深堀している分野の差があるので、これからスタンダードクラスを受験する方は、3級のテキストは買わずに、新しく出るスタンダードクラス用のテキストを購入することをおすすめします。
3級に合格している方は、スタンダードクラスから再受験しても良いと思いますが、内容が重複しているため、アドバンスクラスから勉強をスタートさせることをおすすめします。
仕上げに過去問で内容整理
いくらテキストを素読みしても、いざカラーコーディネーターの試験で問題を解くと、意外と分からないことが多くて合格ラインに達しません。
スタンダードクラスであれば公式テキストを熟読する程度でも合格できますが、理解を深めるためには過去問で傾向と自分の弱点を整理しましょう。アドバンスクラスなら必須です。
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